Anoko
お気に入り登録55人
あの子
" ミスiDに出てなにか大きく変わったかと聞かれても確かなことは言えない。ただ確実なのは私が明日久しぶりに学校へ行くのが想像以上にとても怖くなったということ。実は私は顔を出すつもりは無かったしそもそも今年受けるつもりもなかった。それでも出したのはたぶん、少しの気の迷いと決意で、カメラテストに行ったのは面白半分とどうしようもなく取り返しがつかなくなりたかったからだ。今でも尚誰かにどこかで耳打ちされるのが怖くて、トラウマにひどく敏感で、望まない他者からの関わりに怯えてしまうのは変わらないが少なくとも(0)
今日は8/27に文字数バグで投稿できなかったリベンジ。 カウンター使って数えても千字以内なのに千字以上って嘘つき。 " 私の夏休みチェックリスト ・アイスクリームは1日3個まで ・総夏休み日数1桁 ・有能な同輩のおかげで仕事がなくなる ・18日間での飛躍的進化 ・タスクが増えるほど趣味に没頭 ・大人の塗り絵で集中力upのはずだった ・家を出てから帰るまでほぼ誰とも会話しない ・しかもそのことに今の今まで気が付かない ・創作意欲<<<睡魔 ・勉強以外のタスクは割と捗る ・現実逃避のあまり本格的に存(0)
大事な欠片を切り崩す。 " 最高気温10℃ 寒すぎる、冬。いや冬だから寒いのは当たり前なんだけどね。 冬は無性に味が濃いものが食べたくなる。シャーベットよりソフトクリーム。白米よりチャーハン。うどんより焼きそば。アメやグミよりもチョコレート。私はチョコレートが大好きだからお得用の300g入のをドラッグストアで買ってずっと食べていたら湿疹が出た。食べすぎてアレルギー。前にもこんなことあった気がする。10年前はゴマアレルギーだった。ゴマの風味が大好きで本当はごはんとかおかずにちょっとかけて食べるもの(0)
1000字以内なのに1000字以内で書いてくださいって言われ続けて0:00を回ってしまった……どういうこと……(0)
" 先日も書いたが、私は普段あまりテレビや映画の類を見ない。これはそんな私が忘れられないもうひとつの映画の話だ。 それは古いビデオテープでブルーレイに侵食され我が家の再生機も対応しなくなってしまった今はきっともう見られないのだろう。幼少期から繰り返しみていたから、はじめのシーンはいつでも脳内再生できる。ズームアップされるカメラ、踊る枯葉と風の音。木の立札に書かれた『Hundred-Acre Wood』の文字と、白抜きの日本語字幕。 あの時の私は100エーカーの森がすぐそこにあって、たくさん歩けて(0)
忘れたいことほど忘れられない。 嫌いな夏が来てまた過ぎ去っていく。近くの神社のお祭りには今年も行けなかった。太鼓の響く低音が苦手でそれでも毎年向かうほど好きな空間に入れなくなってから数年が経つ。私が好きだった夏はたぶんもう来ない。 その神社は小さい数個の社に少しの広場のような空間がある場所で、公園が近いこともあり普段は薄暗く人が居ることも少ない。まるで存在を忘れられたかのようにひっそりと息をしているそんな神社だ。小さい頃はそこを通るのもなぜだか少しだけ怖かった気がする。そんな神社が年に一回祭りの(0)
" ミスiDのvoicyを聞いた。あの熱量2分間のスピーチを145人全員にしていると思うとそれだけで感服してしまう。誰に対しても何かしら話すエピソードがあるくらい私たちを見てくれているのだと思うとなんだか嬉しくなる。そもそも高3にもなってセミファイナリストの人数と変わらない程度の同級生の顔と名前すら一致しきれていない私にはこの短期間で全員の名前を覚えているだけですごいと感じる。 先日、テストで塾の帰りがいつもよりもだいぶ早かったのでたまたまTLに回ってきたケビンばやしさんの個展に向かった。迷いに(0)
メールフォルダを見返したらいくつか短編小説が入っていた。そういえばガラケーの時代はメモ機能に文字制限があったりして、自分宛メールの下書きに小説を書いては保存したり、バックアップ代わりにコピーしたものを自分のメールアドレスに送ったりしていた(ただ私は件名に入力するのを怠りがちだったので開くまで小説なのか普通のメモなのかわからないところが難点だ。題名を入力するなりちゃんとしてくれ過去の私)。 スマートフォンは確かに便利だがその分やることが逆に限られてしまった気がする。動画を見たりTwitterをした(0)
今日、世の中はかわいいで溢れている。 インスタ映えはそれのわかりやすい例で、人がや動物だけでなく食べ物や建物にまでかわいいを求める時代だ。マクドナルドのソフトクリームよりも生クリームとカラースプレーに彩られたパフェが人気だし、ガリガリ君よりもフルーツ・バーが好まれる。雑誌もテレビもインターネットもどこもかしこもかわいいであふれている。『かわいいあの子のポーチの中身』『かわいすぎるフォトスポット』マニュアル化されたかわいいは世界を飲み込み新しい正統を生み出す。まるで、かわいい以外に価値がないみたい(2)
" 数年前、小さな画面に詰め込んだあの映画に、今も蘇っては飲み込まれそうになる。 私は普段テレビドラマや映画の類のものをあまり見ない。それは好きとか嫌いとかの話ではなくテレビを見るという選択をしない、ただそれだけのことだ。 とある年の夏、私はどうしようもなく異世界に飲まれたくなった。その時の私はあまりに疲れていたのでいつもは苦に感じるどころか楽しくて仕方ない頁を捲り文字を追うことすら億劫で、もっと手軽に受動的に私以外の私になれる方法を探していた。そんな時に母が登録したアマゾンプライムビデオの海で(2)
" 暑すぎて暑さの感覚が麻痺してしまった夏ももう終わる。やけに涼しいと思っていたら例年通りの夏らしい。慣れは怖い。こんな短期間ですら適応できるのだから人類が繁栄し生き延びるわけがわかる。ただひとつ求めるのなら人がもう少し美しい生物ならば良かったのに。 両想いよりも片恋の方が美しいのは何故だろう。きっと片恋は見返りがないことを前提に尽くすからかもしれない。 1番綺麗で美しい愛は犬の従順さだろう。勘違いされ易いが自己犠牲そのものには美しさなどはない。そんなものを単体で出されてもただの自己満足に過ぎな(0)
私へ あの日のあの子を捨てないであの捨て身を無駄にしないでどうか怯えないで少しだけリスクを犯して。 " 過去を語るとどんな記憶も昇華され在り来りでドラマティックなものになってしまう。私はそれは個性のないパンよりもつまらなく薄っぺらいものだと思う。 私の世界は私が独り占めしてしまうには素敵過ぎるけれど、誰かの目に触れて穢れてしまうのはそれよりもずっと怖いからもう少し贅沢してしまおうか。 意志を持った言葉と色を持ったモノクロ。溢れた旋律は口ずさむ度に逃げてしまう。低彩度高明度、全部嘘だと言われたら(0)
" 滴る夏を携えてきみは笑った。 『ねぇ、この最後の夏から逃げちゃおうか』 きみの笑う世界がその頃の僕には世界の全てで、その瞳が伏せられる時が少しでも短く居て欲しかった。それは切実なまでの綺麗事で自己満足でそれでも僕はきみに明日を生きて欲しかった。昨日の出来事をきみが紡ぐ。だからあの子には会えないんだと下手くそに笑う。僕があの子ではないから届ける選択をした言葉ほど僕があの子であったならと後悔させる。きっと、あの子ならいとも容易くきみをこの世界に留めさせてしまうのだろう。きっとひとこと行かないで(0)
" ボクは夢を盗む。 ボクは夢を喰らう化け猫だ。泥棒、そう詰られる度に嘗ては胸を抑えて涙を流したものだったけれど。いつからだっけ、ボクはそんな言葉にも歪んだ笑顔を向ける。だって、しょうがないだろう。キミたちだって同じじゃあないか。でもきっとボクの言葉は彼らにはニャーニャーニャーの鳴き声にしか聞こえないのだろう。彼らは怒鳴ってボクを蹴り飛ばす。いつも同じ。ひとりぼっちで盗んで喰って罵られて生きるだけのまいにち。でも寂しくはない。猫はそもそも集団行動に向かないのだ。言葉を分かるものがいないのをいいこ(0)
死ぬまでにやりたいたくさんのこと 残りタスク ベースメイクをデパコスで揃える 本出す ミュージックビデオにでる 眉毛サロンに行く 整形、歯列矯正、脱毛で最低限の容姿になる バンジージャンプ サボって海行く 友達と水風船と水鉄砲で本気で遊ぶ BB弾を打つ ディズニーの年パス持ってめっちゃ行く 富士急のやばいジェットコースター乗る 金髪 派手髪 ロリータ着る 化粧品会社に飽きるまで務める 大学生になる 赤道に立つ サンタさんに会う 地軸に立つ 理想体型になる マツエクかまつパ 自己肯定感持つ ロンド(0)
爪が伸びたらお風呂に入ろうか。君がいないあの空の元約束の場所で笑って見せようか。狂おしいほどに大嫌いなのだからきっとこれは愛だろう歪んだ押しつけに悶える明日の自分が愛おしい。結局人間は死ぬまでひとりなのだから。せっかくなら愛する人を踏みにじって生きてみようではないか。 間違っている感情なんてこの世には存在しないはずだろう。ああそう辞書には書いてあるのではないだろうか。貴方が大好きな論理で今だけは語って差し上げましょう。嗚呼でもこれは卵が先か鶏が先か、そういう話だった。じゃあ今度は貴方の大好きな正(0)
私は無意識下で聴覚に頼って生きている。交差点を渡る時や人を探す時エンジン音や足音を探していると気がついたのはついこの間のことだ。私の嗅覚はすぐにその日その時の香りを見つけては恍惚としてしまうし、私の聴覚は脳内に生成された四次元平面に支配されてその役割を蔑ろにしてしまうから尚更だ。そこそこ以上に精度が高いのと運が良いため今現在まで私は生き延びているのだが(聴覚すらも頼りにならなかったら今頃私は救急車で運ばれている)、最近その平穏も乱されつつある。電気自動車の普及、一見車の免許を取得していない私とは(0)
私はアイスクリーム依存性だ。 依存性、というのは少し大袈裟かもしれないけれど実際に1日3食アイスクリームの日もある。一番多く食べた本数とかは覚えていないけれど10数本は超えていると思う。アイスは甘い。甘くて冷たくてカロリーが高い。栄養素は全くと言っていいほど無いし、脂質に糖に成分はライザップに嫌われるのばかりで出来ている。身体にあまり良くないから、むしろ食べたくなるのかもしれない。そういえば私は普段ジャンクフードや揚げ菓子の類をほとんど食べない。普通に好きだけれど(味が濃いから特別好きにはなれな(0)
暑い夏は身をも焦がす。必死にならないと作れないまやかしなんてただのゲテモノだよ。 なぜだか今日は全然文章を打ち込む気力が無いのでカメラテストで話そうとして話さない選択をしたものの1部を引用します。きっと私は生きてる次元が少しずれてる。そう思ったら納得してしまうほどにうまく噛み合わない。 わからないことをわからないと投げ捨てるのは勝手だけれど、そのわからないという価値観を私にまで押し付けるのはやめてよと思う。わかるもわからないも個人の勝手でしょう。人のリプライ欄でオナニーしないで。 " そんなふう(0)
ねこに会った。黒くてツヤツヤとした毛並みを持った少し胴体が長くて痩せたねこ。くりんと丸い目は澄んだ緑色でちょうどこの画像の猫のように眠たそうな目をしていた。小型犬くらいの大きさなのでおとなのねこかと思ったらこねこのように にゃあんと甘ったるく鳴くからきっとおおきなこねこなのだろう。ねこはにゃあんにゃあんと鳴いて『迷子になったから養って欲しい』と直球に頼んできた。私はあまりにも理想なかわいくて愛らしいねこだったので連れて帰ってしまいたかったけれど、生憎うちにはねこをまるでお化けかなにかのように怖が(0)
ありがとうメッセージはアーティストページからいつでも確認できます