戸田真琴
10月 9日
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おい無責任にさ、ひとの幸福など願うのはやめな、祈りをポーズにするべきじゃない だれも、そりゃだれも、蹴落とされない世界を望むよ、そんなのは当たり前だ、善よりも少し前のことだ だれもけおとさないでくださいと神に願うな、それは神じゃなく他人だし そこには総意としての心がある。君は君に願い、君に誓い、君が誰も蹴落とさないとはじめに、笑っておくれ弱音をはく前に そういう話だよ、きっと。(1)
戸田真琴です。まこりんと呼んでください。AV女優です。 このたび、ミスiD2018のセミファイナリストに選んでいただくことができました。お名前と顔を覚えてくれたら嬉しいです、と本当は言ったほうがいいんだろうなと思うのですが、本当の本当は、名前も顔も身体も誕生日も足のサイズも爪の形もなにもかもなくなっても君の胸にだけ泳いでゆける言葉を探しています。 愛は、時計の針も名簿も輪郭もなくなっても大丈夫。帰る場所はなくていい。いつも見えるものだけが不確かで、見えないものだけが確かだと。だから君の胸に住まわ(0)
君がほんとはいい奴だって知ってたよ、と言えたらいいね誰にも。そんな映画を見た福岡の夜です。おやすみ。(0)
雲に隠れている日にもその向こうで星が光るように、君が遠くにいてもその愛がいつも光っていること忘れないね。そんな気持ちも飛行機にのせて無事お家まで運んできました。東京にいなくたって心を飼い慣らし合えますように。(0)
思い出したいこと、思い出したくないこと、溢れるほど抱えても同じ足で立っていて、夜の遠い高架のうえで、今もなにかから逃げ出していると、片目でしか覗けない過去を、隠しどっていた記憶がつくる、誰にも見えないフィルムがひとつ、かたかたと、寂しい音でかかっているのだ。(0)
僕が僕を助けた方法で君のことも救えると思っているの 馬鹿げているでしょ愛の地図は 独り善がりでも、きみも独りで善がってよ。 お仕事はとても幸福です。レンズの向こうの名もない君へ。毎日が生まれた日のように。ケーキのイチゴばかりくれて、ほんとうに不器用でありがとう。(0)
パズルのピースを拾い集めてる とても遅くて君を待たせてる 触るだけで指が痛むの 機械みたいに出来ない。歯車は血でざらざらと錆びて 今日もまだ人に戻るね君のその諦めた顔が、見れてよかった。逃し続けるチャンスに あんまり綺麗じゃない顔も身体もそのせいにして嫌いになりたい。無いものは作ればいいから、この身体でも出来るから、ぜんぜん嫌いにならないけれど。(0)
サマリア 援助交際を繰り返す彼女は 「セックスしたから他人じゃない」と言った 私も全部見せるから君と心まで結べるかしら? 映画みたいな現実なのか 現実みたいな映画なのか どっちもなんだか変みたい 片目で見ている世界みたいね。 私は今、君に照らされたような顔をしていることでしょう だから君は光なんだよ。数学だったら成り立つかしら?都会に住んでみたいね。心の中の星星よ 君を試したいだなんて。(0)
自分を軽蔑した日には 軽蔑された自分が好きだったものも全部手放して独りで罪を背負いたがった。でも君の好きなものは、君が好きと思った時点で 君のものとしていいよ。少しだけ作られたでしょう 「好き」で生まれた君は 嫌われても切り離さないで 共に生きて 愛に生きて 地球何周ぶんも逃げたら また同じ場所に立って そうね僕は君みたいなものがぜんぶ好きだよ。と笑いながら泣いた。(0)
ビニール傘に当たる雨の音、花火みたいね。街灯の映りこむ水たまりに落ちた波紋で花火みたい。いつもどこかに花火が上がっていたこと知っていた?汗ばむ浴衣姿を あきらめてからの夏は、いつも、卑怯なくらい味気なくて。ついぞ行くことのなかった植物園にも、育っている沈黙が確かに在って、わたしが不完全にばらされたことによって護られている生態系があってもまあ可笑しくはないから。(0)
君の真新しい愛に救われているよ。いつも。誤解も都合のいいシステムも、利用されることも傷口を茶化されることも、越えてゆくんだよ。超えてゆく。夢だって、作るから。何もかもすり抜けていってしまっても君が、哀しくならなくて済みますように。いろんなことを思い出しながら、出来るかわからない計画を、ずるずると遅れさせながら、それでも考えている。傷つくことだけが愛かもしれないね。できれば柔らかい爪が欲しい。君が切っても笑えるような。(0)
変な時間に寝てしまってから 目を覚ましたら ずっと平気じゃなかった何かが平気になっていた。もう二度と怪我をしたくなくて持ち上げたままだった針は 踊りながらもう一度落とす。レコードは回っている。私は死んでいなかったから。 愛の賛歌が流れる中で、一粒の星が生まれた。それはとても哀しいことだったけれど、哀しいだけのことなんてこの世界にはなかったこと。そればっかりを確かめるんだよ。祈りがいつか白鳥色になって、今よりほんの少しマシになった私が、さようならを言う。そそのかされてしまったいつかの鼻歌に。(0)
ふしぎだね 言葉は 恒星のようだ ひとりでに光っていつか消えてしまう頃ひときわ強く 君に傷をつけた。 映画も音楽もなくたってぜんぜん大丈夫というくらい、世界が美しかったこと。気が付かなければよかったなあ。何もかも寂しくなる。 寂しいなんて贅沢ね。愛してるから寂しいね。生きているかどうかだんだんわからなくなるでしょう。そんな季節で寂しいなんて心はぴかぴか光って。君と出会ってしまっていたね、と笑う。 今。聞き耳を立てて、為になること考えるけど いつも遠回りね。つよく、強くなろうね。(0)
言いたいことたくさんあったけど音楽は最も有効な呪いでカメラのレンズは普通に銃口だから愛に生きることはいつも自分で自分を脅迫し続けるということだったかしら 遠くなってしまって思い出せませんがあなたのことは傷付けないように生きていたい。興味の無い話を聞いてくれること、本当は嬉しいのです 何を言ってるんだかと呆れても 私が笑った時つられて笑って それがすべてでもういいんだよ。(0)
虹の橋 渡れたら 少し素直になっては口下手になる 哀しくない理由で詩が死んだとき 一方はずり落ちてしまったと見下ろし 一方は満を持して触れるだろう 顎の関節が痛むほど噛み砕いた ぶさいくになってもずっと 笑える理由を探している 下手くそな歌を歌った 明日の話をするのなら、わかり易すぎる目印は反則だろうかと見上げた空から雨が降る 水が落ち続けても消えない炎の話。(0)
月が終わったりしないのは光っていたいからだよ。君は、眩しいからもう真っ暗な宇宙に行きたいと泣いたけど そっちの方が明るかったよ。気づかないまま、ネックレスとか、指輪とか。 想いを込めておいてから、そして振り返って、梯子を落とす。もう登ってこられないように。宝石は、見失ったら、もう宝石と呼べない?爪先に光る。星屑でもいいの。川の底で、今、名前を呼んだ。(0)
夏は始まった瞬間から終わり続けていく生き物だから刈り取る暇もないよね こんなに重たい眠りじゃない あの黄桃色のまろやかな眠りはどこへ行った 覚えている? 面と向かってなんてとても話せない言葉ばかり詰めたメールが 雪も大きな河も白鳥の飛び交う空も越えて飛んできたこと 現代だって心簡単に繋がってしまうのは奇跡だよ。あんまりないよ。変わらないから。 いつか、誰も何も持てなくなった先で ぎりぎり止まっていない古時計の針の裏に 幼い頃隠していた秘密を見つけるのだ。それもきっと針葉樹の睡る夏なの(0)
だけど限界だ。逃げ出そう。 虹の向こうまで、来てくれませんか。 生き残ることよりもかっこいいことなんてないから。絶対だよ。武士道なんてくそくらえだ。自分の腹を切る余裕があるならあと一歩進める。その踏み出す足に魔法をかけて。虹の向こうまで、来てくれませんか。 私は元々自分にしか期待なんてしなかった。世の中って手遅れなのかな。だけど人に触れようと手を伸ばしたのは、私は私に期待してるから、私なら触れられるかもしれないと思ったから。だけどだめだ。人と人が触れ合うのは、お互いでちゃんと手をを伸ばさなきゃで(0)
ほんの少し 痛むくらいならかなり ましになった傷痕に 薬も塗らないでよくここまで来たね。フェレット何匹 ハムスター何匹 相手にふわふわじゃれていたみたい 優しく育った あなたには 歪んでみえるかな 私を ただいつか ただ真っ直ぐ進み続けたら地球を一周してしまった 君の背中を突き刺した言葉はそういうわけで 通り過ぎたらまた今度 君が複雑な顔をした 好きと言いたいだけ 宇宙は遠い 曲がり角がなかった 私も曲がりたかった。私も混ざりたかった。だけどもういい。夜道を歩く(0)
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