戸田真琴
10月 9日
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おい無責任にさ、ひとの幸福など願うのはやめな、祈りをポーズにするべきじゃない だれも、そりゃだれも、蹴落とされない世界を望むよ、そんなのは当たり前だ、善よりも少し前のことだ だれもけおとさないでくださいと神に願うな、それは神じゃなく他人だし そこには総意としての心がある。君は君に願い、君に誓い、君が誰も蹴落とさないとはじめに、笑っておくれ弱音をはく前に そういう話だよ、きっと。(1)
iPhoneの電池切れるまでひとりカラオケ(0)
思いもよらない言葉に 眉をしかめたのは泣きそうだったから 弱いところばっかり守って歪んでしまった 何万回落ちてしまっても君のその 「あそこは何処?」と差す指の角度が 愛という。歩幅でも、歩くリズムですらなくて、歩いている絨毯の、その模様が愛という。(0)
流れ星を見たと思うのですが(0)
とても離れた場所でふりかえる君は http://kai-you.net/amp/article/44478(0)
君を傷つけないためじゃない君が区切られないように、だよ(0)
思い出し笑いのためのフィルムを 透かすための光を 君は灯して、人であることを忘れない。 だけど飼い慣らされるほどに見えなくなっていく何かが、名前も知らない何かと交わした約束が、それ自体がほんとうに怖く、ずっとわたしを生かしておくでしょう。 サボる口実を探しながら眠りに落ちた夢の中で、愛が死ぬ瞬間を見るように。飛び起きても逃げないように。(0)
街の灯 迷子の道案内もせず さまよい続けることをゆるした 見殺しみたいな優しさで 僕も何処かではそうだろうかと帽子のつばを傾ける 君が許して欲しかったのはどの罪のこと?解らないけれど手帳に 裁かれた記憶が欲しかった。そんな顔しても否定はあげない。これはこれで切り札だから。(0)
孤独を発掘して困り果てたらすこし深呼吸して眠ろう。私にもまだ聴ける寂しげな子守唄がある。起きたら骨がおかしかったから整骨院に行った。一週間前に転んだせいだと先生は言う。サッカー少年は腕に包帯を巻きながら泣きそうに治療を受けていて、あの頃は試合に出られないことだって世界を真っ黒に塗りつぶす極端な絶望だったこと。私に今極端な絶望は残されているか?たぶん、ない。蘇って耳を塞ぐ思い出ももうない。全部大丈夫になる。遠く?近く?どこにいる?会ったことのない君に会いたい。失われた言葉を必死で探した。四つ葉のよ(0)
それでも物語は両手で守るから。誰かの片手で潰せる果実。何も大変じゃあないよと言って笑った。誰かの言葉に依存してみたい。君はずっともう子供じゃない。子供だった日を覚えていない。それでも私子供だったの。って、目が冴えたビリジャンの渓谷。黄色いジャンパーのおじさんに叱られた。神さまの居場所。せつない物語は両手で守るから。だれもいなくなった頃に。結晶になってしまった涙と、脆い心に。出せない答えに。(0)
好きだと言いながら殴られたって僕は君を忘れてしまうし、好きだと言えずに憎んだとして君も僕を忘れてしまう。そっけない8.31。訪れた河原ももうあたしの散歩道じゃなくなって、思い出語りながらどうか手綱を離さなずにいたいと願う。それでも全部とっくに光、乱反射の中に溶けている。何ももうない。貝殻の裏のガソリンみたいな虹色。ああ僕が僕を思い出す最後の夏だった。 何にも染まらないで。追いかけてゆけないから。心の花は、素直に、手向けることは出来ずに。海に散ったあのままの白さで、ずっと、ずっと。ついに、ずっと。(0)
Be strong, because I was you.(0)
君の探した真っ黒は夜の海にありましたが潮風は光のあった世界を今にも思い出させてしまう。孤独なんて知らなければ君に出会えたことあんなに眩しく思わなかった。どこかで私は口ずさむ。三日月の弓をひいてほのかに聴こえる音楽は、雲の輪郭を教えながら無意味に、無意味に。君は知る由もないだろうな、この身を切り取ってお腹の空いた時につまんでくれたならどれだけ。どれだけ。(0)
海面に版画された雲たちは映るままにあれが僕たちにとっての新しい世界地図。破いても継ぐ。へたくそだったわ、樽を組み立てるのも霜柱の挨拶を琥珀の蜜に醸すのも。もう、戻らないから。と言い切って。流星ビバップみたいな歌しか聴きたくない丸一日が過ぎたら明日の話をしたいな、なるべく口を滑らせて。心配ないからね。(0)
うそだよ好きあいしてるごめんねあのね遠い遠いところから見渡しても解るよ無数のドット・色とりどりに混じりあって魂のようだずっとずっとずっと大きなお鍋で煮込んで煮詰めて飴色の透明になった。空は宇宙は1日に1度だけえいえんとおなじ色をする「時」というものとの切ない約束なんだ。解るよ、こゆび、ポロリと落としたあの正夢のなか白んだブナの木のした遠吠えが、遠吠えが、蒼い蒼い糸に編まれていくまたそのしなやかな細さで球体を切って当たり前に三日月のかたちに。(0)
久しぶりなんだよ優しい夢を見たのは。お金も肩書きも要らないってずっと本当に解ってよ。(0)
ぼっちって言葉は好きじゃないよ。あんまりきれいじゃないし。ひとがひとりずつでしかないことは、寂しいことでも虚しいことでもなんでもなくただの当たり前のことだから。孤独が君にとっての最後の宝石になり得るように、君の目から光が消えない最後の理由になり得るように、ひとりずつで生まれてきたよ。だから、君が「独り」であることが、ぜんぜん余裕で世界を救う。そういうことでしょ。君が世界だよ。わかるでしょ。それじゃあ、またね。(0)
何処に行っても解るし何処にでも一緒に行こうよ。空も飛べそうな車を買って少しも空を飛ばないで行こう。地の果てまで届く歌声で目の前の君のためだけに歌おう。さよなら、詩人。さよなら、現地の皆さん。おはよう、東京。知らない街。歪んだステージで踊る、君は、針先のようにとんがって誰も慈悲もかけぬよう。明日、君は、何をしている?私、考え事してる。地球をオセロみたいにひっくり返す遊びを。(0)
迷子じゃない。と言われると、迷子でいてよ。と愛しくなる。良くも悪くもない君の今日、それよりはましな君の明日。思い出の奥で強すぎる光が、現在地を暈しても、爪先で蹴った朝露と。そこから生まれる虹の跡。きっと気づいたら渡っている。その高度を怖がる間もなく。誰も孤独を歌わなくなった。愛してると言えたから。(0)
君には弱さが要らなくなった。それでも私は覚えているよ。嵐の前の最後の晩に、灯台の影で泣いてたね。私の手すら要らなかったでしょうに、ぎりぎり小指を引っ掛けた。わからないことばかりだね。消えてしまう前にと笑って、無くさないから。そこにいて。きみが普通になり得ても、きみしか光らなかった世界を。(0)
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