無限
B型
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フレンチスリーブで竜を飼う 文章が書きたいです
生まれつき、生き物の足跡が見えた。 例えて言えば飛行機雲のように、しばらくすると消えてしまう足跡。さっきまで先生と言い合ってた人は赤、楽しそうに談笑する同級生はオレンジ、その人の今の状態を、足跡は様々な色で表していた。 コンクリートの地面はいつもカラフルに彩られ、私はついいつも下を向いて歩いていた。 登校中、いつものように下を向いてみんなの足跡をぼんやりと目で追いながら歩く。その無数の靴の形に埋もれるように、白い小さな足跡があった。 なんとなくそれを追っていく。普段こんなことはしないんだけど、(0)
俺もチアズをやってみたかった、チアズを使っていたという足跡、(0)
8月15日(日) 雄二と別れた。久々に外デートだと思ってワンピース着て行ったのにありえない。 理由は「お互い離れた方がいいと思う」とかなんとか。もうちょっと詳しく説明してほしかったな。結婚とか子供とか考えてたの、私だけだったのかな。私だけが多すぎる。やばい、涙出てきた、今日は寝る。 8月16日(月) 今日はとりあえず仕事に行けた。えらい。なんも言ってないのに、優子がめちゃくちゃ心配してくれた。雄二のこと話したら、今度お茶して話を聞いてくれるらしい。持つべきものは優子だな、ありがとう。 8月1(0)
小説以外を載せるのは初めてになります。 いつもお世話になっております、愛をありがとう、 はじめまして、無限です。 言いたいことは画像に書いたのですが、マジで、マジマジで、これは「予定」です。 当日になってやっぱやーめた、もあり得る世界線で生きています。 それを踏まえて、なんとなくこんなこともするんだな~と思っていただけたら幸いです。 本当は記念という意味も込めてチアズで配信したかったのですが、アーカイブが残らないらしい!無念! というわけで、良いシルバーウィークを! あれ、もう終わったっけ(0)
「結婚しよ!」 「は?」 皿の上のあじなめろうに箸を伸ばした時のことだった。私は視線をあじなめろうからピンク色の髪をした女の子に移す。 「だから」 と言いながらこのピンク髪の女の子「ムチャ」はがさごそと手元に置いてあったリュックを漁った。 「はい、結婚」 ことん、と小さなケースがテーブルに置かれる。蓋がこちら向きに開いたそのケースの中には、赤い宝石を模した大きなプラスチックが付いたおもちゃの指輪がセットされていた。 ムチャは1ヶ月ほど前、Twitterで知り合った女の子だった。固定ツイートには(0)
仕事をやめた。 理由は人間関係で馴染めないから、それと給料面で不満があったから。よくある理由だが、そのよくある理由に耐えられるほど、今の仕事に執着がなかったことが一番の理由だと思う。 22時、冷凍のパスタを食べ終えた俺は、洗面台のあるスペース(脱衣所、と言って言いのかわからないくらいの曖昧な場所だ)へ続く暖簾をくぐる。 そういえばこの暖簾は同僚がバリへ行ったときのお土産だったな。唯一軽い世間話ができる人だった。そんな事を考えながら服を脱ぐ。ボクサーパンツを膝まで下ろしたところでふと視界の違和感(0)
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