戸田真琴

戸田真琴

戸田真琴

10月 9日

編集中

ビニール傘に当たる雨の音、花火みたいね。街灯の映りこむ水たまりに落ちた波紋で花火みたい。いつもどこかに花火が上がっていたこと知っていた?汗ばむ浴衣姿を あきらめてからの夏は、いつも、卑怯なくらい味気なくて。ついぞ行くことのなかった植物園にも、育っている沈黙が確かに在って、わたしが不完全にばらされたことによって護られている生態系があってもまあ可笑しくはないから。(0

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