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明日が来ることが、夜が明けること怖くて真っ暗な部屋の中で蹲っていた頃があった。そんな日が月に一度となくあった頃、ミスiDに出ようと決めた。 今あの時より強くなったかは分からない。今でも時々そういう夜がある。けれど、少しだけ太陽の温かさを前より好きになって、自分は陽の下を歩いていいんだと、スキップだってしていいんだと信じられるようになった。 今はきっと夜明け前。 ほの青く光る空の下で、まだ少し肌寒さの残る道を、少し早足で歩いている。 日が昇るのを今か今かと待ちながら、コンビニのホットコーヒーで心（0）
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