-
-
コンビニ袋にいたので、びっくりした。 指を差し出すとそそくさと逃げてしまったが、かわいいもんだな、壁にぶつかりながらちょこちょこと動く様は癒しそのものだった。 興味ないふりをすると、物陰から構ってほしそうにこちらを見つめてくる。 アルバイトリーダーとして労働力を浪費させられる身、毎日死ぬ気で働いており最早死んでいたわたしの日々に救いの存在が現れた瞬間である。 なぞの物体「じょん」は、それから毎夜23:59になるとこの部屋のキッチンに現れるようになった。 どうやらその時間帯はお腹が空くようで(わか（0）
コメントをするには
ログインが必要です。
COMMUNITY
- 消したかった記事たちをようやく整理できた(アプリが使えなくて削除ページに飛べなくて...（2）
- 1.5日で2曲書き下ろしって意外と楽勝なんだな……… 👇👇 https://40.gigafile.nu/0716-d58...（0）
- 作品解説をちらっと（0）
- 途中で通信速度制限かかるかもだけど、さいごに肉声でお礼だけ（0）
- 毎度ぼくの不貞行為を疑うわりに、そっちこそこんな朝方になっても帰ってこないんだね、...（0）
- 寡黙な母は何も言わないけれど、誰よりもわたしを溺愛していると思う。 父がわたしを叱...（1）
- 「柔軟剤変えたんだ？」 特に気もない男友達が尋ねてくる。目敏いやつめ。そう思いなが...（0）
- あからさまに怯えきった顔をしていたと思う。 ダラダラと関係を続けていた元恋人に別れ...（0）
- こどもの頃、ジャングルジムで遊ぶのが好きだった。 地べたを這うことしかできないよう...（0）
- 昔昔、ある街の空に、大きな大きな月がありました。 月は雨降りの青い街を照らしていま...（1）
Fan Ranking
-
-
ふみき
529 cheer
