-
-
そうやって、あなたの守った何かを私は壊すし私が守った何かをあなたは捨てる。それがどんなに普通の事か、知れば知るほど、脱皮して変態していく。サナギの間に覚悟を決めなきゃ行けなかったのに私たちは夢ばかり見て眠っているから、自分が蝶になったのか蛾になったのか、それとも飛べない蚕なのかもわからないままだね。 靴底にへばりついたガムを、アスファルトに擦ったけどとれないみたいに、ズルズルと後ろ髪を引かれ続けている気がする。でもどうせ、晴れた朝にはスキップでもしてみせるんです。今日私の靴底にへばりついたのは（0）
コメントをするには
ログインが必要です。
