WEAR
MiQ
6月 27日 大阪府
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大阪発・WEARのメンバーです。
週1回 稀に2回だけ稼働する湿った工場でこの心に傷や汚れはないか、手に取って目を凝らすような作業で出来た赤い紙に無色を垂らすと 乳白色のシーツに赤い染みができて、 生きてる かもという不確かな確信を合図として重力は働くことを思い出す 欲しがる子どもの声などもう届かないほどに高く浮遊する ここまで143文字 「怒りの感情が強い文章です」 そうか、わたしは、いつも、なにかに、怒っているんだ 手のひらを踊るように這いつくばる獰猛 なのにやわらかな毛玉はそう呼ぶらしい きみに名前をあげよう きみがき(0)
今よりわからない事がもっと多かった頃 なんとなく燻っていたのをそっとすくって 君はここにいて、って囁いた本にまた会えた ここで見たインクの染みを思い出す ストロボライトのよう 繋がれた銃、羽が足りない蝶、 果たしてここまで間違っていなかったのだろうか、少なからず間違えてしまったことの存在自体が間違っていたのではないだろうか バス停にて刃物と踊る冷たい通り魔 肥大する渇望と扁桃腺 掠れた声と縺れた足を布団で包んで音声ガイダンスに従い#に託すなど 朝と夜も知らぬままこちらを見ている丸い蛍光灯と白い天(0)
何気なく自分が歌った曲名を検索して再生を押した時時涙が頬を伝った わたしも人混みを形成する一欠片でしかない屍同然の中、音楽の中でだけ生きられる 誰かの生活に潜り込んで感情をちぎって渡せる機会 夢だった 2018年にも素晴らしい音楽は生まれ続けていて、その音たちと共存できること、とても幸せに思います 生きていて良かったです わたしが愛しているメロディがどうかなるべく拡散されて愛されますように 衝動を糧にトンネルをひた走る電車は終着点を見つけることへの執着でできた塊で 暗闇でかすかに聴こえる(0)
下書きどころか温かい布と靴まで供養させていただきました コンクリートの冷たさ柔らかさを無視することを無視してみたりして ねえ今日のお昼ご飯に食べたらしい辛いラーメンと先週の辛いことどっちが甘かった? またこの階段を登ったらおでこに平然なんて書いちゃうんだね 永遠とおしまいと破裂音と蛙に震えながら怖いもの無しの仮面を被るわたしだって同じか 喘息を忘れ肺いっぱいに溜め込む流動煙はとても美味しい、息苦しい、君の顔もよく見えない でも鎮痛剤も傘もフィルターも必要ない どうせ全て灰になり土へ還るんだからひ(0)
訳もわからずたった一音で全てを壊してどこからか漏れる水で布の色を変える夜、死に至る病とは絶望のことである どうせいつか全部おしまいが来て灰になる絶望こそ希望 終わるその瞬間まで同じ音で揺さぶられながら果てさせてよ ブレーキが壊れた車でどこまでも走る方法しかわからない ぐるぐるの三半規管でぐるぐるにされる毛布がとってもかわいいね どうしても、どうしても、自分の踊り方で踊りたいのにこんな時に限って足枷かけちゃって神さまとか呼ばれている虚像は意地悪だ 嫌いな声でも叫びたいことがある(0)
タピオカ杏仁ミルク摂取報告専用(52)
赤信号に肩を叩かれる日 髪を切ったとか晩ご飯が美味しかったとかこの曲が好きとか日常の端っこを見過ごしたらどうなるんだろう 唾液を飲み込む音が頭に広がる、骨がきしむ これからどこに漂着するかなんて見当もつかない! 今流れてる囲むように流動する音、打ち付ける蛸の足 惰性で揺れる何にもない街行きの空中ブランコ 叩きつけるだけの音、破片を眺めてる 駐車場で会った気がするのは夢ですか 東京なんかね、あなた様がいなかったら何にもないの だから居てね 新宿駅東口以降の敷き詰められたタイルすぐ溶けそうで、そも(0)
重力に逆らおうとしているスカートの隙間に入り込む空気の冷たさと履き慣れない重いブーツで透かした皮膚の下、ミートソース飛ばした服、諦めたUFOキャッチャー 湿気た線香花火が落ちてる部屋の窓から漏れる空気はあまりにぬるくて真夏日とか嘘だった ぶら下がってる臓器の名前もよく知らないのに宇宙次元の話されても眠くなるだけなんですけど 火星はスカートの中でおk?汁なめれんの? 下から上へ流すだけの惰性で耳に入れた他人の心情なんてどうせ3分経ったら忘れてるんでしょ いつだって虚像が飛び交う箱庭とか空気がこもっ(0)
気付けば「THE ORDINARY CIRCUS」から1週間以上経っていた 容赦なく通り抜けていく1秒を取りこぼさないようにしがみつくので精一杯だった いつもは強くなれたり守ったりできるものさえしがらみになるほど剥き出しにならないと立っていられなかった 未だに夢に出るし毎日目まぐるしく入れ替わる熱気をひとつひとつ手に取るように思い出せる この時間が一生続けばいいのにとかどうしようもなく叶わない願いが頭をよぎったり 縋るような思いで歌った自分の歌にちょっと救われたりもした あの場にいたりいなかった(0)
第1回ゴキゲンソング推薦大会(4)
もし今日を使い果たせなければ表現活動は一生やらないでおこう そう決めていつもは握らない1番マイクを手に取った 恥の多い生涯でした これからもきっとそうです それでもわたしはわたしで在りたいし あなた様はあなた様で在ってほしい そしてそのまま会いましょう カラオケで100点を取れるような歌ではないし素人のおゆうぎに過ぎないけれど 今全てをぶち撒けるには必然で、どうしようもない手作りのやり方でした 受け取ろうと伸ばしてくれたその手にきちんと渡った実感があります 涙を流してくれるその心を持ったまま(0)
撮り溜めた自撮りは冷蔵庫の中で忘れられて腐った食品 気付いたら上映期間を過ぎていた映画が呆気なくインターネットで配信されていた時の虚しさ わざわざチェキに変換されたプリクラ コンタクトを入れる時だけ感じられる眼球のぬめりとか柔らかさ キラキラのアイシャドウも流れたての血みたいな口紅も爬虫類の目みたいなコンタクトも全部自分の為の自分をなくす呪文 濃く塗り重ねたらあの一行だって音を外さず伝えられる気がするから(0)
大人になるの怖いな わからない事って暗闇みたい でも知らない方が怖くて恥ずかしい事な気もする それすら不確かで余計に怖い でも明るくなったら何が見えるのか興味がある それの繰り返し 頭のトンネルが明るくなったらたぶん忘れちゃうことの覚え書き 半ば無理矢理に更新した投稿が1つだけあって何度見返しても違和感があるからこぼれ落ちた言葉しか書かないって決めてそれに従ってたら更新頻度ちょっとだけ落ちたけど枯れてないです全然。(0)
7月27日/朝 今日はマニキュアがうまく乾かない また親指の爪を他の指の腹で抉って体温計みたいな形ができた、 死んだエナメル質 ねえ可愛いは怖いって知ってた? いくら朝8時の魔法少女みたいなきらきらのコンパクトを買い集めたって瞬時に髪を自然界に存在しない色に染めたり重力に逆らったようなドレスには着替えられないしさ 暑い場所と人混みは苦手だけどコンビニと同じ気軽さで夏祭りに行って大きい綿あめだけを可愛がってる子犬みたいに大事に持ち帰りたい そういや始めてボブにした時は小学6年生の10月頃の明(1)
生活が好き みくてんである時間以外からっきし、といった調子なので自分のは作業のようなものだけれど この少し煩わしい作業もなければ非日常かどうかの境界線すらも消えてしまうし 結局全て地続きなんだと思えばいつもは苦虫を噛み潰したような顔でトリートメントを塗り込み放置している時間を今日は1分長くしてあげてもいいかなという気が湧いてくる 他者の生活は可愛い 些細な嬉しいも悲しいも虚しいも美味しいも見過ごさず感じられているようで良かった わたしが直接目撃する事や介入する事はなかなかできないけれど 合間にW(2)
こんばんにゃん 飼えください🐈 わざわざ口にすることはほとんどないけど胸を締め付ける瞬間ってあるじゃないですか まあわたしはあるんですけどいつもそれを忘れたくなくてメモに書き留めているんですがあなた様に少しわかって欲しくなった気がするので共有します、のであなた様のときめきも教えてください 営業時間が曖昧な郵便局 雨に打たれたコンクリートの匂い 赤色のマニックパニックが飛び散った黄色い壁の浴室 分厚い耳たぶ 出席するだけで音楽を聴いているだけの家庭科の授業 揺れ動く毛束 最後の1個の譲り合い 好(0)
いつもひと月を振り返るたび最果てを更新してそこからもがいて這い上がったという感想が頭に浮かび上がってくる 2月14日から数えて25回いつだってその日の全力を尽くして舞台に立ってきてぶちのめされたり幸せに包まれたりしてきたからこそそう思える それでも溢れる程満たされた瞬間は一刻もなく 画面に写した瞳とか言葉で背中を突き飛ばしてフロアまで引きずって お客さんを、あなた様をわたしの一挙一動一声で火傷させたい これはきっと一生満足できない病気のようであり怪物を飼ってしまったような欲望 またひとつ歳をとっ(0)
心の内を吐露するのは裸になるよりも恥ずかしい事かもしれないと最近思い始めた。纏っている布をひっぺがす手を動かすだけの作業より、今まで傷ついてきた事とか忘れられない瞬間を得て出来上がった感性を見せるのは布より奥の皮膚をも剥がしているの同然で何度繰り返しても少し胸が痛くて恥じらいを覚える。 きっと人の言葉に「わかる」だけで思考停止し続けていればその場に同化できるし楽だろうけど、それでもやめるという選択肢を選べないのは 例えばAさんは3時間しか寝てないから「眠い」けどBさんは8時間寝たけど「眠い」だっ(0)
こんばんは🌚 今日もお疲れ様でした✋ あなた様はどんな1日でしたか? わたしはむくんでるのに腫れぼったくみえるピンクメイクしちゃったりとか低気圧に負けてちょっと頭が痛くなったりしたけど平日にライブができたのでとってもいい日でした 行きしにスーツに身を包んだ人を視界に写すたびあなた様がWEARの出番に間に合わせようと頑張ってお仕事に励んだり駅のホームを走る姿を想像してときめいたりしながら電車に揺られていました。 日常の地続きに非日常のライブハウスの風景を脳にぶち込むのってすごく違和感があってその感(0)
改めまして4月30日に行われましたWEARの初主催公演「THE ORDINARY CIRCUS」に関わってくださったあなた様、共演者様、スタッフ様本当にありがとうございました。アメリカ村DROPを踏みしめた人だけじゃなくて応援してくださったり反響を耳にして自分の事のように嬉しんでくださったあなた様もだよ ちょうど主催公演をやるとスタッフさんからお知らせを受けた時は共演者様のあまりの豪華さに他人事のように感じてしまったしWEAR目当てのお客さまなんていないんじゃないかって思ってしまったのが正直なと(0)
ありがとうメッセージはアーティストページからいつでも確認できます