和服と洋服、小説、芝居が好きです。朗読配信します。 ツイッターフォローしてくれたらうれしいです @momose17198417

百人一首を読んでいると、あまりにも純な恋心を臆することなく表に出す実直さにどきりとしてしまいます。まして、当時の男性や年嵩のいった、それも高貴な生まれだったり要職についていたりする人が、憚りなく胸裡に疼く慕情をあらわにするというのは。 けれど思うのですが、ここに詠み込まれた恋とは、私の考える恋とはまったく違うものなのではないかしら、それはもっと生きるというそのことに似た。なんだかそう思うと、私の知っている〈恋〉で百人一首を読んでしまうと、歌の豊潤を取りこぼしてしまいそうで、迂闊に読むことができな(0

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